畑作業を機能訓練の一環として取り入れ、実施しております。
以前、畑作業をされていた方で「昔は畑を持っていたのに管理ができないから畑作業ができなくなってしまった」といった方も多いようです。
施設の敷地内に畑を作ることにより、そういった方々の楽しみも増えるのではないでしょうか。
畑作業は土を手で触り、食物を育てていくため、いい刺激にもなります。また、機能訓練としても有効ということから今回の取り組みを始めました。
老化は様々な身体機能の低下を伴い、人の身体活動を支える運動機能も低下することが知られています。
そして、運動機能の低下は、高齢者が寝たきりになる大きな要因と言われている「転倒」にも密接に関連していますので、現在大きな問題が起きていない方も、機能低下を防ぐために訓練していくことが重要です。
「歩けるようになりたい」「腕を上げられるようになりたい」など、一人ひとりに合った歩行訓練や筋力増強訓練、関節可動域訓練などを行います。
生活機能とは、歩行、食事、排泄、入浴、着脱衣など、自立した日常生活を営むために必要な能力のことです。
「一人でお風呂に入れるようになりたい」「ゆっくりでも一人で食事できるようになりたい」などのご要望をお持ちのご利用者様に実践的な訓練を行います。
当社では、言語聴覚士がご利用者様に合った食事メニューを提案しております。
具体的な生活行為や、社会的関係の維持に関わる行為などを目標に設定し、日常生活における生活機能の維持・向上を図ります。
認知症を患い、日中ぼんやりされていた方が、日々の訓練を続けることにより回復しました。
現在は、様々なツアーなどに参加し、アクティブに楽しく過ごされているようです。
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ご自宅で入浴することができなかった方が、施設での訓練を続けることにより、ご自宅でも入浴することができるようになりました。